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脳活性化点滴


【所要時間】 約60分

脳活性化点滴とは脳血流の増加作用、脳血管抵抗の低下作用により、脳循環を改善すると言われているシチコリン、神経の代謝に関係が深い関わりがあると言われているビタメジン等を配合した点滴です。


シチコリンはレシチン生合成促進作用を介して膵の生体膜を修復します。
通常、頭部外傷に伴う意識障害、脳手術に伴う意識障害、脳梗塞急性期意識障害の治療、脳卒中片麻痺患者の上肢機能回復促進、急性膵炎、慢性再発性膵炎の急性増悪期、術後の急性膵炎に対する蛋白分解酵素阻害剤との併用療法に用いられます。

レシチンは記憶をつかさどる伝達物質、アセチルコリンの材料でもあります。つまり、レシチンが欠乏していると神経伝達物質であるアセチルコリンの量が減ってしまい、情報がうまく伝達しなくなってしまいます。それが記憶力の低下につながるのです。

レシチンを十分な量を摂ることで、精神の安定を促進し、集中力、記憶力、判断力を増大させ、作業効果や学習効果の向上につながる働きをすると言われています。