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パーキンソン点滴


【所要時間】 30~40分


グルタチオンは脳にとって最も重要な抗酸化物質の1つであり、脳を様々な有毒物質から守る役割を担っています
パーキンソン病患者の脳内において、この重要な物質であるグルタチオンが減少していることがわかっています。

そこで近年、パーキンソン病の患者さんの脳内でグルタチオンが減少している点に着目し、大量のグルタチオンを点滴する治療法が注目されてきました。不足しているグルタチオンを補給する事で脳内の有毒物質を無害化し、脳の神経細胞の脱落や変性を抑える事によって保護し、運動機能の改善が期待されます。

6〜7割の方に改善効果が期待できると言われていますが、著明に効果が現れる方からほとんど無効の方まで様々です。
グルタチオンが、パーキンソン病の原因と考えられているドーパミン受容体の感受性を高めるために筋肉の硬直が少なくなり、運動能力やしゃべる力、パーキンソン病特有の震え(振戦)が改善します。
また、セロトニン受容体の感受性も高めるためうつ症状の改善にも有効です。


これまでの当院の結果では、歩行速度の改善、起立動作や着席動作の改善、方向転換の改善、ふるえ等の改善がみられます。